矢口高雄「釣りキチ三平」を通して“釣り”の魅力を解く、旅雑誌・Coyoteで特集

Coyote No. 74より。

「釣りキチ三平」の矢口高雄の追悼企画が、本日7月15日発売のトラベルカルチャーマガジン・Coyote No. 74(スイッチ・パブリッシング)で組まれている。

画業50週年を迎えた昨年、81歳で死去した矢口。同誌では矢口の代表作である「釣りキチ三平」を手がかりに、釣りの魅力を探求した特集「The Sound of Fishing 川を渡る風、海の音を聴く」を展開している。誌面では「釣りキチ三平」の登場人物や矢口の言葉を紐解きながら、1本の釣り糸を通して自然と交流する“釣り”という行為の魅力、自然の美しさ、環境問題など、さまざまな視点での「釣り」を紹介。また矢口のラフスケッチ、母校での授業の模様が掲載されているほか、生前に親交があり、矢口を先生のように慕う宮沢和史が、矢口マンガの魅力を語るインタビューが収められた。なおスイッチオンラインストアで同誌を購入した人には、表紙イラストとしても登場した「釣りキチ三平」のステッカーが特典として付属する。